≪ブログ≫ ◆片付けのコツ・ススメ ◇間取りや収納の考え方

ホットプレートの収納場所はどこがいい!?おすすめ2ヶ所

2022年7月4日

大きなキッチン家電の一つであるホットプレート。収納場所に悩まれている方は多いのではなないでしょうか。

こちらのお客様も収納場所がなく、食器棚の上に置かれており、「本当は違う場所に置きたいが、ここしかない」と嘆いていらっしゃいました。

キッチンの高いところは油の混ざったホコリがつきやすし、地震対策的にもあまり気持ちのいいものではないかもしれません。

 

取り出しにくい、掃除が面倒、というのは、使わなくなる大きな原因の一つです。

1年に1回使うかどうか…という方は、そこまで気にすることもないかもしれませんが、「本当はもっと使いたいのに、準備や後片付けの手間がかかって手が伸びない」というのはもったいない!

モノは使ってナンボですので、出し入れしやすい場所に収納するようにしましょう。

 

ホットプレートの収納場所①パントリー・納戸

ホットプレートの一番の収納場所は、なんといってもパントリーでしょう。

注文住宅でせっかくパントリーを作るなら、使用頻度の低い調理家電の置き場所も確保するようにしましょう。

ファミリーサイズのホットプレートの大きさは、横50㎝弱×縦40㎝弱が一般的です。

パントリーにホットプレートやカセットコンロなどの大きめの物を置くのであれば、パントリー棚板の奥行は400㎜は欲しいところです。

 

また、パントリーがなくとも、リビングダイニングの近くに廊下収納や納戸があればそちらでも良いと思います。

階段下、廊下収納などにこのようなメタルラックを入れれば、ホットプレートの置き場所も確保しやすいと思います。

ホットプレートは縦横が大きい割に高さはないので、棚板の高さ変更や追加購入をしやすいメタルラックは収納スペースを無駄なく使うことができます。

 

ホットプレートの収納場所②シンク下、コンロ下

意外と忘れがちなのが、システムキッチンのシンク下、コンロ下(下段)です。

 

シンク下、コンロ下(下段)の引き出しは、内寸深さが低く、細々したキッチン用品をザクザクと入れているお家が多い気がします。

実はここにホットプレートが入ることが多いのです!

記事冒頭でお写真を使わせていただいたお宅のホットプレートは、シンク下の引き出しにピッタリでした!

 

我が家もコンロ下です。

ホットプレートを2人用からファミリータイプに買い替えるのをきっかけに、キッチン用品を少し減らしてホットプレートの場所を確保しました。

我が家の引き出しの奥行は38.5㎝なので、ホットプレートは38㎝未満のサイズのものを探しました。

その前はビニール袋に入れて床下収納に入れていたのですが、「出し入れしやすい」というだけで使用頻度が上がりました!

 

システムキッチンが引き出し収納ではない(観音開き)場合、シンク下ラックの最下段にも収納するのも良いでしょう。

シンク下ラックを使う際は、棚板の高さ調整が細かいものを購入すると、ザルやボウルなど他のものも上手に収納することができますね。

 

 

収納したい場所に合わせてホットプレートを選ぶ

最後に、収納が少ない、どうしてもここにホットプレートを置きたいと決めている場合は、収納スペースからホットプレートを選ぶというのも一つの方法です。

最近は立てて収納できるホットプレートなども登場しています。

これなら奥行きの深い納戸や、観音開きのシンク下・コンロ下にもコンパクトに収納できます。

特に都心部などのコンパクトな住まいでは、機能やコスト面だけでなく、「買ったらきちんと収納できる?」ということも気にしておくことが大切です。

 

 

キッチン収納関連記事

シンク下、コンロ下の引き出しは、食品ストックの収納にも適しています。

ホットプレートは日常の食品ストックよりは使用頻度が低いものなので、食品ストックの収納場所の確保も忘れずに行ってください。

全体の使用頻度を考えながら、収納場所を決めましょう。

食品ストックのオススメ収納場所は、「引き出し」か「棚+ボックス」

 

幅が約30㎝、奥行約60㎝の使いにくいパントリーの事例

幅狭&奥行の深いパントリーが使いにくい!

 

キッチンボード内の収納も、どこを良く開けるかによってどこに何を収納するか工夫すると、出し入れの手間がグッとラクになります。

【訪問キッチン片付け】扉の開け閉めがなくなって快適です!

 

 

我が家の場合はどうしたらいいー?という場合は、ご相談ください。

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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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