≪ブログ≫ ◆片付けのコツ・ススメ ◇間取りや収納の考え方

ホットプレートの収納場所はどこがいいの!?

大きなキッチン家電の一つであるホットプレート。

収納場所に悩まれている方は多いのではなないでしょうか。

 

実家ではホットプレートは風呂敷に包まれて冷蔵庫の上が定位置で、「ホットプレートは冷蔵庫の上に置くもの」だと思っていました(笑)

 

しかし自分で家事をするようになって気づいたのですが、冷蔵庫の上ってめったに掃除しないのでホコリをかぶってしまうんですよね。

ガスコンロ近くの冷蔵庫の上は特に油の混ざったホコリ?でベタベタなので、ビニール袋をかぶせているものの、準備の時は「うへぇ~」と思っていました。

こちらのお客様も収納場所がなく、食器棚の上に置かれており、「本当は違う場所に置きたいが、ここしかない」と嘆いていらっしゃいました。

 

「お家時間を楽しみたくて、ファミリーサイズに買い替えた!」

「新築祝いや結婚祝いにプレゼントでいただいた!」

よく聞くお話です。

 

取り出しにくい、掃除が面倒、というのは、使わなくなる大きな原因の一つです。

1年に1回使うかどうか…という方は、そこまで気にすることもないかもしれませんが、「本当はもっと使いたいのに、前後の手間が面倒で手が伸びない」というのはもったいない!

モノは使ってナンボですので、出し入れしやすい場所に収納するようにしましょう。

 

ホットプレートの収納場所①パントリー・納戸

ホットプレートの一番の収納場所は、なんといってもパントリーでしょう。

注文住宅でせっかくパントリーを作るなら、使用頻度の低い調理家電の置き場所も確保するようにしましょう。

ファミリーサイズのホットプレートの大きさは、横50㎝弱×縦40㎝弱が一般的です。

パントリー棚板の奥行は、スペース的に可能であればぜひとも400㎜欲しいところです。(普通300㎜か450㎜が選べると思います)

 

また、パントリーがなくとも、リビングダイニングの近くに廊下収納や納戸があればそちらでも良いと思います。

こちらの写真にはホットプレートはありませんが(汗)、階段下、廊下収納などにこのようなメタルラックを入れれば、ホットプレートの置き場所も確保しやすいと思います。

ホットプレートは縦横が大きい割に高さはないので、棚板の高さ変更や追加購入がしやすいメタルラックは収納スペースを無駄なく使うことができます。

 

ホットプレートの収納場所②シンク下、コンロ下

意外と忘れがちなのが、システムキッチンのシンク下、コンロ下(下段)です。

 

シンク下、コンロ下(下段)の引き出しは、内寸高さが低く、なんとなく細々したキッチン用品をザクザクと入れているお家が多い気がします。

実はここにホットプレートが入ることが多いのです!

記事冒頭でお写真を使わせていただいた、食器棚の上のホットプレートはシンク下の引き出しにピッタリでした!

 

我が家もコンロ下です。

ホットプレートを2人用からファミリータイプに買い替えるのをきっかけに、キッチン用品を少し整理(モノを減らす)をしてホットプレートの場所を確保しました。

我が家の引き出しの奥行は38.5㎝なので、ホットプレートは38㎝未満のサイズのものを探しました。

ビニール袋の中に入れて冷蔵庫の上や床下収納に入れていた時より、「出し入れしやすい」というだけで、はるかに使用頻度が上がります!

 

システムキッチンが引き出し収納ではない(観音開き)場合、奥行40㎝のシンク下ラック(コンロ下ラック)を置けば、最下段にも収納可能だと思います。

シンク下ラックを使う際は、棚板の高さ調整が細かいものを購入すると、ザルやボウルなど他のものを収納するのに高さを無駄なく使うことができそうです。

 

収納したい場所に合わせてホットプレートを選ぶ

最後に収納が少ない、どうしてもここに置きたいと決めている場合は、収納スペースからホットプレートを選ぶというのも一つの方法です。

最近は立てて収納できるホットプレートなども登場しています。

これなら奥行きの深い納戸や、観音開きのシンク下・コンロ下にもコンパクトに収納できます。

特に都心部のコンパクトな住まいでは、機能やコスト面だけでなく、「買っても収納できる?」ということも気にしておくことが大切です。

 

 

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シンク下、コンロ下の引き出しは、食品ストックの収納にも適しています。

ホットプレートは日常の食品ストックよりは使用頻度が低いものになりますので、食品ストックの収納場所の確保も忘れずに行ってください。

全体の使用頻度のバランスを見ながら、収納場所を決めると良いと思います。

食品ストックのオススメ収納場所は、「引き出し」か「棚+ボックス」

 

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キッチンボード内の収納も、どこを良く開けるかによってどこに何を収納するか工夫すると、出し入れの手間がグッとラクになります。

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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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