片付けサポートにお伺いすると、みなさんお困りの「食品ストック品の管理」
「買い物前に在庫確認して来るのを忘れた!」「あると思っていたのに在庫が切れてた!」「賞味期限が切れてた!」
そのような経験から、食品や日用品などのストックが重複したり、ないと困るのでつい多めに買ってしまって収納の中がパンパン…という方もいるのではないでしょうか。
「うちはパントリーがないから…」と思っている方もいるかもしれませんが、上記の悩みは在庫管理がしっかりできていなければ、たくさん収納があっても解消するものでもないのです。
在庫管理しやすい収納を作ることができれば、在庫切れすることも、不安で買いすぎることも、賞味期限切れも少なくなりますよ。
SNSやネット検索をすると、収納グッズに関する投稿が多いですが、収納場所が悪いとせっかくの収納グッズも無駄な買い物になってしまいます。
本投稿では、収納グッズの前に、そもそもどこに・どのように収納すると在庫管理がしやすいかに焦点を当てて紹介します。
食品ストック品 オススメの収納場所
在庫管理がしやすい収納は、なんと言っても「一目瞭然」なことです。
そのために、目の高さより低い場所にストック品を収納するのが鉄則です。
取り出しやすさも考えると、重いものは下、軽いものでも「胸より下」がベストです。
大きめの引き出し
レトルトや缶詰など細々した食品のストックで一番のオススメ収納場所は、コンロ下・シンク下やキッチンボードのような大きな引き出しです。
引き出しを開けると、何がどれだけあるのか一目瞭然ですよね!
棚+収納ボックス
・大きな引き出しがない
・食品以外のものを収納しなければならない
・引き出しには入らないサイズのものが多い
という場合は、棚+収納ボックスがオススメです。
大容量のパントリー(食品庫)は、ボックスで分類して、どこに何を入れるのか明確にしておきましょう。
観音開きのシンク下は「シンク下ラック」を活用
シンク下など、棚のない収納の場合は、シンク下ラックやシンク下スライドラックなどを活用することで、棚+収納ボックスと同じような収納を作ることができます。
食品ストック収納のコツ
次に、収納するときは次のようなことに気を付けてください。
重ねないで立てて収納
これまでの写真からも分かるように、重ねないで立てて収納することが大切です。
重なってしまうと下のものが見えなくなってしまい、「ないと思って買ってきたのに、下に沈んでた!」「賞味期限が切れてた!」となりがちです。
カレーやパスタのレトルトのように、箱型で自立するものはそのまま立てるだけでOKですが、自立しないものは収納ボックスを入れて倒れないように仕切ると良いです。
中身がわかる収納にする
引き出しに収納する場合は、これだけで在庫がかなり見やすくなりますが、棚収納などの場合は中身がわかる工夫が必要です。
1.上に余白を取る
収納ボックスの高さに対して棚の高さ余裕があると、収納ボックスを引き出さなくても中身が見やすいです。
2.半透明やメッシュ状の収納ボックスを使う
目線より高いところにしか収納場所がない場合は、中身が見える半透明やメッシュ状の収納ボックスを使うと、比較的在庫が見やすいです。
3.ラベリングをする
中身が見えるのはイヤだ、好きなデザインの収納ボックスで統一したいというような場合は、ラベリングが必要でしょう。
ラベリングには、中身が見えるというのはもちろん、それ以外のものは入れにくいと感じさせる心理的効果もあるので、ぜひやってみてください。
重いものの収納や奥行きのある収納にはキャスター付きボックスを使う
水や液体調味料・洗剤のストックなどは、ボックスに入れてしまうと重くなってしまうので、キャスター付きの収納ボックスが便利です。
1.ニトリ Nインボックス+キャスター
ニトリのNインボックス(レギュラー)(ハーフ)には、専用のキャスターが付けられます。
重いものの収納や、お子さんのおもちゃ収納などにも使いやすいです。
コロ付きボックス
奥行きのあるスペースに液体調味料や缶詰などを収納する場合は、コロ付き(キャスター付き)のボックスがオススメです。
後部に小さなコロがついているので、軽い力で出し入れすることができます。
まとめ
収納グッズの良し悪しだけでない、収納場所や収納のコツについて紹介しました。
我が家のキッチン収納を紹介している動画も参考になれば幸いです。
我が家の場合はどうしたらいい?とお悩みの方は、ご相談ください。