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お客様が収納アドバイス体験談を書いてくれました!

先日、整理収納アドバイスのご依頼をくださったお客様が、

「こんなにも有益なのかと本当に感動したので、ぜひどなたかに伝えたい」と、ご自身の体験記をnoteに書いてくださいました!

 

1万円で頼んだ整理収納コンサルがQOLを爆上げしてくれた話:まきろん

https://note.com/makimakiron/n/nd7d0a86133f7

 

片付け法云々抜きにして、古堅純子が素晴らしく魅力的なキャラクターで、見ていてめちゃくちゃ面白いし、ためになる。これを見て、家の片付けの計画を立ててみよう、そう考えてわたしはYouTubeを連日にわたり見続けていたのだが、はたと気づいてしまった。

片付けの依頼者全員が古堅純子のファンでYouTubeを見まくっているにもかかわらず、ことごとく汚部屋なのだ。

片付け法はあっても、その片付けかたは家の間取りや暮らし方、住人の性格や好みによって全然違う。片付けベタな素人がいくら真似をしようとしたところで、難しい。オーダーメイドなアドバイスと片付けのサポートが必要そうである。

 

「使わないものが収納場所に入っているから、使うものが収納場所から溢れて散らかるんです」

当たり前のようだが、この当たり前のことを理解して、使わないものをきちんと処分しきれている人はどれくらいいるだろう。

 

なんでこんな収納にしたんだろうと考えてみると、無意識に実家の収納の通りにしている自分に気づいたりもした。子どもの将来を考えても、収納を整えるって大事だ。

もう、金言の嵐!

まきろんさん、気づきと言語化が素晴らしすぎます!

 

 

3時間で家じゅうの片付けに見通しがついた理由

 

まきろんさんも書かれている通り、多くのお客様は、初回コンサルティングを受けて、その後私と一緒に継続的に片付けていくことをお勧めしています。

ですが、まきろんさんはこの度の3時間のコンサルティングで、順調にお片付けを進めていらっしゃるそう!

たった3時間のコンサルティングで、家じゅうの片付けに見通しがついたのは、大きく3つポイントがあったと思います。

 

 

①ご訪問前の事前準備が素晴らしかった

私の片付けサポートを初めて受けるというお客様には、ご訪問3日前までに、

・間取り図

・ライフスタイルやお困りごとなどを書いていただく事前ヒアリング

・気になるところの写真(任意)

の3つをお願いしています。

 

まきろんさんは、お写真とともに、「どんな風に困っているか」「どうしたいと考えているか」を端的にまとめたレポートを送ってくださいました。

そのため私の方でも、特にどこにフォーカスを当てたらいいかイメージした上でご訪問することができました。

 

 

②家全体を俯瞰した提案

今回、まきろんさんがお悩みだったのは、「家庭ごみ」「リビングと接した和室の押入れの活用」「物置部屋の散らかり」の大きく3つ。

 

家庭ごみ問題は、

・外用のゴミ箱を新たに設けること

・燃えるゴミを集めるタイミングや方法の見直し

・キッチン、玄関に分散したゴミ箱の分別の見直し

を行うことで、解決しました。

 

和室の押入れは、

・使用頻度、重さ、サイズ的に、現実的に1階と2階どちらにあればいいか

・生活動線から考えて「ここにあったら便利な物」は何か

をじっくりと考え、それらを収納できるように収納プランを作成しました。

ここで大事なのは、「いる・いらない」から考えるのではなく、「何を置きたいか」から考えるということです。

1つ1つ「いる・いらない」をやったとしても、有効幅約1200㎜の限られたスペースに、全て入るとは限りません。

ここは、生活の中心となっている1階で唯一の収納スペースで、「まきろんさんのお家の肝」となる収納でした。

優先順位を見極めて収納する物を決めることができ、その結果、いいご提案ができたと思います。

和室押入れの収納提案

 

物置部屋は、

ご家族の性格や、しまっておきたいもののサイズなどを検討した結果、

「クローゼット=服をしまう」

という固定概念を取っ払い、部屋の外に衣類収納を出すことで衣類の管理をしやすくするご提案をしました。

 

いずれも、その場所単体で考えていては解決しない問題だったと思います。

私が収納プランを考える上で最も重要視している、「どう片付けるか」ではなく「どこに何を置くか(収納するか)」

から考えたことで、短時間で広範囲のご提案がスムーズにできたと思います。

 

 

③手放す決意

まきろんさんが、「整理収納コンサル」をお願いして良かったことの1つ目に、

『捨てよう』圧力をかけてくれる

を挙げてくださっています。

(決して「無理矢理捨てさせた」わけではありません 笑)

 

「使わないものが収納場所に入っているから、使うものが収納場所から溢れて散らかるんです」

当たり前のようだが、この当たり前のことを理解して、使わないものをきちんと処分しきれている人はどれくらいいるだろう。

と書いてくださっていますが、

片付けに悩む人は、ほぼ例外なく、「使わないものを収納に入れているから、普段使うものが散らかる」のです。

それを理解して、決断されました。

 

半間の廊下収納は、いらないものを出しただけでスッキリしました。その時間、わずか10分くらいだったと思います。

 

 

悩みの解決には客観的視点があると速い

 

家の片付けに限らず、悩みの解決には客観的視点が必要だと思います。

自分でやっていることが「当たり前」「普通」すぎて、何が問題なのか気づきにくいからです。

 

自分のことは自分が一番分からない。

 

「散らかった家を見せるのは、裸を見せるより恥ずかしい」と言う方はたくさんいらっしゃいます。

ですが、より早く解決するために、そこから一歩踏み出していただきたいと思います。

 

まきろんさんの体験談を拝読して、自分がどのようなサポートをしているのか客観的に見ることができ、私も大変勉強になりました!

まきろんさん、ありがとうございました~!!



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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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