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家事室は本当に必要?

2019年4月27日

新築住宅の間取りで最近人気の『家事室』。

用途によって『ユーティリティー』とか『ランドリールーム』などと表記されることもあります。

家事室の用途やメリット・デメリット、採用する場合の注意点などについて書きたいと思います。

家事室って何?

家事室とは、

・洗濯物干して、乾いたらその場で畳んだりアイロンをかけたりできるスペース

・食品やストックを管理するパントリーのようなスペース

・書類整理や家計簿をつけたり、奥様の趣味をしたりするスペース

・リビングダイニングを綺麗に保つための、モノの収納ステーション

など、様々な使い方が考えられます。

モデルルームやSNSなどで家事室のアイデアを見ると、「家事室があれば家事がラクになりそう!」と影響を受けがちですが、家事室は本当に必要か、メリット・デメリットを知っておくこと、「ご自身に合った家事室の使い方をしっかりイメージすること」をおすすめします。

家事室のメリット

・家事が集約・効率化できる

・家事専用空間を確保できるので、すぐ家事に取り掛かれる

・主婦のすき間時間を有効活用できる

・自分のことに集中できる

・子供に触られたくないものなどを集約できる

・急な来客時にも散らかった所を見られずに済む

などでしょうか。

 

家事室のデメリット

・建築面積(費用)が増える

・またはリビングなど他の部屋が狭くなる

・間取り作りが複雑になることがある

・家族の様子が見えない

・家族の家事参加の機会が減る

・真夏や真冬などは空調が効いていないので、行きたくなくなる

・洗濯物を干すスペースとする場合は、通風なども考える必要性がある

・用途をしっかり考えて計画しないと物置部屋になる

 

メリットも大きいですが、うまく使いこなせなかった時のデメリットも大きいということがお分かりいただけると思います。

 

家事室はなくても家事はできる

我が家は家事室はありませんが、特に不便は感じません。

・洗濯を畳むのはリビングでできる

・書類整理はダイニングでできる

・浴室乾燥と洗濯乾燥機で室内干しができている

・食品はキッチンに収まる分で間に合っている

・クローゼットにアイロンとアイロン台を収納しており、アイロンがけ~しまうがその場でできる(頻度も少ない)

・急な来客時には、ごちゃつく物をカゴに入れて2階の居室などに持って行けば隠せる

と家事室でやりそうな家事も回すことができています。

 

家族の見えるところで家事をすることで、子供と洗濯物畳みや、夫に書類整理を手伝ってもらうことができるので、家事の時間を孤独に感じません。

 

共働き世帯が増えている今、主婦が家事を一人で抱えるような空間を作るのは果たしてどうなのかな?と私は考えています。

 

家事室を作るなら

家事室を作るなら、

①現在どんな家事に困っているのか、それはなぜか、どうすれば解決しそうか?を考える

②「何をする家事室が欲しいのか」目的を明確にする

③その家事室にはどんなものを置きたいのか、どのように収納するのか

を考えて、担当者や設計士さんに伝えてください。

また、家事室を作ることによって間取りが複雑にならないか、家族の動線が悪くならないか、検討する(してもらう)のが良いでしょう。

 

家事『室』でなくともよい

家事室が「個室」である必要があるかも、検討してみてください。

・キッチンの隣に扉付き収納を1つ作る

・リビングの一角に奥様の机や書類ボックスを置けるコーナーを1畳程度設ける

・洗面脱衣室に、衣類を畳める程度のカウンターを造作する

のように家事『コーナー』を作る

 

または、

・書類や洗濯物が溜まらない家事動線・収納計画を考える

などの工夫だけで、家事効率化を図ることは十分可能だと考えています。

 

 

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  • この記事を書いた人

あらいゆきこ

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様の性格やニーズから、お家まるごと改善を提案する「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 新居の収納計画『新居のトリセツ』作成や、新築間取り収納相談なども行っており、相談実績は、200件を超える。

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