≪ブログ≫ ◆モノの持ち方・手放すこと

選ぶ力は鍛えていくもの

2019年5月4日

GWの家族旅行から帰ってきました。
鳥羽水族館と伊勢神宮に行ってきましたよ~

モノの定位置が決まっていると、片付けはやろうと思えば10分で終わるので、荷物を片づけるよりもまずは家族で「お疲れさん会」が先。
「〇〇楽しかったね~」と、旅の思い出を共有する時間って大切!

そして、
「やっぱり我が家が一番だね~」の言葉が嬉しい♪

「ラクに片付けられるしくみができている状態」がこんなにも心の余裕を生むんだなとしみじみと感じています。

 

選ぶ力は鍛えていくもの

旅行に出かける時、子供たち二人(小2、年中)に、旅の小遣い1,000円と溜まっていたお手伝いポイント300円分、計1,300円ずつ財布に入れて持たせました。

「お財布に入っているお金の使い方は自由」
「どうしても欲しいけど足りない時は、パパ・ママがOKと思ったもの(役立つもの、みんなで楽しめるもの)には援助する」
という約束で、自由にお小遣いを使わせてみました。

 

最初の使い道は、まさかのフェリーターミナルの望遠鏡。

思わず「え~!そんなのにいきなり100円使っちゃうの!?」と言ってしまったのですが、夫に「自由に使わせるんでしょ」と言われ、グッとこらえて様子をうかがっていました。

もし「ママ、望遠鏡見たいからお金ちょうだい!」って言われたらたぶん「ダメ!」って言っただろうし、自分のお金で一人ずつ望遠鏡からの景色を満喫したようで、姉妹ゲンカもなく楽しそうでした。

そして姉妹それぞれが買ったものは…

<長女>
ランドセルも5分で即決する、一度これ!と決めたら他は見向きもしない長女。
早々にブレスレットと誕生石ストラップを選び、お金がだいぶ余りました。
そして翌日、長島のアウトレットに寄った時に、「GODIVAのチョコレート食べたい!6個入りを買えば、じぃじとばぁばにお土産にもできる!」と見事に使い切りました(笑)

 

<次女>
出かける前から「水族館で指輪が2個欲しい!」と言っていたのですが、ぬいぐるみも気に入ってしまったよう。
「指輪を2個買うか、指輪1個とぬいぐるみ1個なら買うか、どっちかならお金足りるよ」とアドバイスしたら、少し悩んでいたようですが、指輪1個とぬいぐるみを選びました。

 

二人ともそれぞれ予算内で好きなものをしっかり選ぶことができていました。

日頃から「必要なもの、気に入っているものを自分で選ばせる」ようにしているので、こんな時にも決断力の速さを感じます。

選ぶ力は「遺伝」とか「持って生まれたもの」とかじゃなくて、「習慣」「鍛えていくもの」だと思います。

私も超優柔不断ですが、整理収納を仕事にしてからだいぶマシになってきました(笑)

 

 

片付けが苦手な人は、モノへの判断力が鈍っている!

片付けが苦手な人は「モノに対する判断力」が鈍っていると思います。

「安いから、お得だから、今しか買えないから」と、「今の自分に本当に必要か」という判断をすっ飛ばして安易に家へ入れてしまう。

家に入れたら、「まだ使えるから、せっかくもらったから、限定品だから」と、手放しにくくなってしまう。

それを繰り返すうちに、「判断すること」を先送りにしてしまう習慣がついてしまい、判断力が鈍っていくんです。

 

美味しいものは食べたいけど、運動はめんどくさい人の将来は簡単に想像ができる

「美味しいものは食べたいけど、運動はめんどくさい」という人の将来は想像できますよね?

「お得なモノ、可愛いものは欲しいけど、使い切れない、捨てられない」人の家も同じです。

家が太らないようにするためには、
「本当に食べたいものだけ食べる」「食べ過ぎないようにする」
「食べたら適度に運動する」「食べ過ぎたら少し節制する」
基本はこれに尽きます。

 

あなたの家はどうしたいですか?
しっかり自分と向き合って、「判断力」を鍛えて行ってくださいね。



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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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