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衣替え不要のクローゼットにするには?洋服の減らし方

2019年4月14日

先日、私のクローゼットの整理をしました。

衣装ケースの中身を全部出してみると、今の自分には不要だと思うものが結構出てきました。

(この写真は1年前に撮ったもので、整理する前は衣装ケースが結構いっぱいになっていました。)
以前は右半分と、左半分の衣装ケースが私の収納スペースだったのですが、整理したらカラーボックスを撤去しても良さそうだったので、別室のクローゼットに移動することにしました。

 

見直し後のクローゼットはこんな感じ。
私のオールシーズンの服を右半分に集約できたので、見た目的にも気持ち的にもスッキリしました!

私の服は全てこのクローゼットの中に入っているので、大がかりな衣替えは不要!
天気予報とにらめっこして衣替えの時期を考えることもないし、急な寒暖の変化にも対応できます。

 

衣替えが不要なクローゼットにする方法は、【洋服の量を減らす】ことが一番。
クローゼットに収まる量(できれば1~2割の余白を残せるくらい)まで減らします。

「それはわかるけど…」という声が聞こえてきそうです(笑)
では、洋服を減らすメリット、どうやって減らすの?というお話をします。

 

洋服を減らすメリット

①気に入っている服だけを着れる
洋服を限られたスペース収めるだけの量まで減らすということは、本当に自分が好きな服ばかりが残るはずです。
お気に入りばかりのクローゼットを開けて、毎日お気に入りの服を着ることができたら、気持ちがいいですよね。

 

②コーディネートの時間がかからない
洋服が多いと、それだけコーディネートに時間がかかります。
「公園遊びする日はこれかこれ」
「ちょっとお出かけ気分の時はこれかこれ」
とパターン化してくると、コーディネートがすごくラクになります。
服が多いと、「このトップスにこのボトムスは何か変だ~」と迷いが生じます。
そしてたくさんあるはずなのに、「着る服がない!」となってまた服を買ってしまう悪循環が生じます。

 

③「まだ着れるからもったいない」という罪悪感なく、翌シーズンに買い物ができる
少数精鋭の服をたくさん着ることによって、「お気に入りの服をたくさん着ることができた」という満足感が得られると思います。
そのため、翌シーズン欲しい服ができたら、「これまだそんなに着ていないから手放すのはもったいない」「まだ着れるかも」という罪悪感なく、その時の自分のお気に入り度が低い服は手放して、新しい服と入れ替えることができます。
自分のワードローブがアップグレードした感覚すら覚えます。

 

④管理しやすくなる
服の数が少ないので、出し入れがしやすくなります。
クリーニングに出す服の数が減り、クリーニング代と持ち帰りする労力が省けます。
クローゼットがギュウギュウになるとカビが生えることがありますが、スペースに余裕があるとそんな心配もありません。
結果、服の管理がとてもラクになります。

 

⑤良いものを選ぼうという気持ちが芽生える
「自分のコーディネートがつまらない」とか「センスがないと思われたくないという不安」を、新たに服を買うことで埋めていませんか?

以前の私はそう感じていました。
かと言ってそんなに服ばかり買ってもいられないので、某ファストファッションのお店に行ってちょこちょこ服を買い足していました。

すると、数回洗濯するとヨレて嫌な気持ちになったり、翌シーズンには飽きてしまったりするんですね。

でも、本当に気に入っている服だけを選ぶようになってからは、
「3回しか着ないだろう3,000円の服より、15回着たいと思える15,000円の服を買おう」
という気持ちになり、ファストファッションのお店にはほとんど行かなくなりました。

 

そんな風に考えると、お洋服を減らすことも悪くないなと思いませんか?

 

 

洋服の減らし方

①全部出す
まず、そのシーズンのお洋服全てを出して下さい。
それを見てどう思いますか?
「こんな服あったんだ」
「これ、最近着てないな」
「こんなにあっても着きれない」
そう思ったら、減らす余地は大いにあります。

 

②今の自分が気に入っている服を選ぶ
「いらない服」を選ぶのではなく、「今の自分が気に入っている服」を選んでください。
「これは着るかなぁ」「これちょっと〇〇(丈、色、デザインなど)が好きじゃないんだよな」と思った服は、気分よく着ることができませんよ。
迷ったらめんどくさがらずに着てみて、鏡を見たり、家族に聞いたりして決めてください。

 

③コーディネートができない服は手放す
コーディネートが思い浮かばない服は、手に取るたびにコーディネートに迷うでしょう。
気に入っているなら、その服を持って買い物に出かけて、似合うコーディネートを作ってください。
そこまでやる気が起きないのなら、一旦手放しましょう。

 

④1年着なかったら手放し対象
妊娠、出産など特別な事情がない限り、1年着なかった服は存在を忘れてしまったり、流行や好みが変わったりして、次の1年も着る可能性はほぼないです。
思い切って手放すか、どうしてももう少し考えたいときは保留ボックスに入れて、1年以内に着なかったら手放すと決めましょう。

 

こんな感じで、クローゼットに余裕をもって入りきるまでお洋服を減らしてみてください。
今の自分のために必要な服は新たに買いに行っても大丈夫です。きっと選ぶときの目も変わってくると思います。
ぜひお気に入りの一着を見つけてくださいね!

新しく服を買ったら、代わりに着ない服を減らして、クローゼットに入る量しか持たないことを意識しましょう。

ショッピングに行く前や、「そろそろ次シーズンの服が欲しいな」と思ったら、クローゼットの服を全部出して写真に撮り、コーディネートを考えたりショッピングに行ったりするとよいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。



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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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