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勝手に間取り診断~バルコニーからファミリークローゼットへ一直線~

2019年4月6日

前回に引き続き、本日も『勝手に間取り診断』です。

2LDK+S 延べ床面積91.61㎡
前回に引き続き、1階に洋室が3つ(正確には洋室2とサービスルーム1)、2階に水廻り+LDKのあるお家です。
(小さい窓は省略しています)

 

~間取り診断~


【良い点】
①1階にも小さい洗面台がある
・朝のお支度の時間が混み合うご家庭は、洗面所が2か所あるのは助かりますね!
②2階キッチン隣に大きなウォークイン収納がある
・この間取りを勝手に診断しようと思った理由がこの収納です!約2.8畳。この収納をどう使うか?を後程書きたいと思います。
③2階洗面室がやや広く収納がある
・建売住宅の洗面室は2畳で収納がない場合がほとんどですが、こちらの洗面室は2.5畳あり洗面台の背面に収納がついています。これは便利です。
④キッチンすぐ横に掃き出し窓とバルコニーがある
・バルコニーにゴミ箱を置いておけば、毎日のゴミはバルコニーのゴミ箱に集めて、ゴミ収集日にまとめて1階に持って行くこともできます。これならキッチンにゴミ箱を置く必要がなさそうです。

 

【気になる点】
①乾いた洗濯物がリビングに溜まりやすくなりそう
・こちらも前の間取り診断と同様、2階バルコニーで洗濯物を干す場合、1階のクローゼットまでが遠いのと、バルコニーで取り込んですぐリビングなので忙しい方はついついリビングに洗濯物を溜めてしまう危険性があります。

②1階廊下は収納無し
・1階には各部屋にしか収納がないので、上着やお出かけグッズを置く場所がありません。各部屋で準備するか、玄関ホールが広いので置き家具をしたら良いと思います

 

~勝手に収納計画~
これらのメリットデメリットを踏まえて、収納計画を考えてみました。
まず2階の大収納をどう使うか?でだいぶ変わってくると思うのですが、私はこの収納をファミリークローゼットとして使うことを強くお勧めしたいです!!

リビングに取り込んだ洗濯物を溜めないためには、そのままクローゼットに持って行くことが一番!
でもクローゼットは別フロアだし、「冬は寒い…リビングで畳んでから持って行こう」だと絶対溜まります。
キッチン隣の収納をオンシーズンのクローゼットにしてしまえば、一度も洗濯物を床につけることなくしまうことが可能です。

 

【1階】


お出かけの際に着ていたコートをかける場所がないので、玄関ホールにハンガーラックを設けます。
花粉症の人は上着をなるべくお部屋まで持ち込まないことが大切!
また、帽子や手袋、宅配便受け取りの印鑑、保護者証、ハンカチちり紙、マスクなども玄関に置いておきたいので、おしゃれなチェストなどを置くのも良いと思います。
チェストの上にはお花や写真立てなども飾れますね。

1階のクローゼットにはオフシーズンの衣類や、季節のアウターの2着目、3着目を置いておくとよいと思います。
玄関ホールに出しておくコートの数は最小限にしないと雑然とするので要注意!

 

【2階】

大収納はクローゼットとして使うので、丈夫なハンガーラックやハイチェストなどを置きます。
お子さんの衣類をそれぞれ子供部屋に収納するようになったら不要になるものもあると思うので、パーツ購入で棚にも代えられるスチールラックのシリーズが良さそうです。

洗面室の収納には、下着やパジャマなど。
洗面所横に小さなスペースがあるので、スリムな収納を置き、ドライヤーや洗剤ストックなどを収納します。

冷蔵庫とバルコニーの間にもスペースがあるので、ここは本棚かミニデスクを置いて、書類整理コーナーに。
リビングにはお子さんのおもちゃ収納やランドセル置き場を確保します。

 

備え付けの収納や置き家具で十分な収納スペースを確保できそうです。
2階リビングが嫌でなければ、すごく使いやすい間取りだと思います♪

お読みいただき、ありがとうございました。



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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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