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キッチンボード・引き出し収納 収納のコツと食器の選び方 

2019年2月13日

引越し収納プランニングをご利用いただいたお客様が、新居へのお引越しを機に食器棚から引き出し式のキッチンボードに買い替えされるとのことで、収納の仕方についてご相談いただいたところでした。

 

こちらのブログで、収納のコツや食器の選び方についてもう少し詳しく紹介させていただきます。

 

キッチンボード・引き出し収納のメリット

引き出し式のキッチンボードのメリットはなんといっても、たくさんの食器を一度に出し入れできること。

食事前にお皿をたくさん出す時や乾いた食器を片づけるとき、とても時短効果があると思います。

 

キッチンボード選びのポイント

引き出し式キッチンボードを選ぶ最重要ポイントは、フルオープンであることです!

我が家はフルオープンではないため、奥の食器が出し入れしにくいです。これは買ってから気がついたことでした。

もし、我が家のようにフルオープンでないものをお持ちの方は、【手前を小ぶりなお皿、奥に大きなお皿にすること】【積み重ねすぎないよう数を厳選すること】で、ある程度使いにくさをカバーすることができます。

閉めた衝撃が心配な方は、ソフトクローズ式を選ぶとなお良いでしょう。

 

収納のコツ3つ

私が考える収納のコツは、大きく3つあります。

1.使用頻度の高い物を1,2段に収めること

使用頻度の高いものを1ないしは2段の引き出しに収めることで、一度にたくさんの食器を出し入れできるという引き出し収納のメリットを最大に活かすことができます。

 

2.重ねやすいこと重ねる食器は2種類以内にすること

引き出し収納の場合は、重ねやすさが大事になってきます。

一品一品手作りのお皿や広がる形ではないお皿は、開け閉めの時にぐらついたり、収納できる数が少なくなったりします。

また、重ねる食器の種類が違うと、下になってしまった食器を出すのに上の食器を出さなければならなくなります。それでは一手間余計にかかってしまうので、なるべくなら1種類。

2種類になったとしても、上の食器は片手で取り出せる程度の物にするとよいです。

 

3.上からどれをとっても問題ないこと

引き出し収納は下にある物が分かりにくい、取り出しにくいのがデメリットになります。

そのため、「赤はお姉ちゃんので、青はパパの…」とか決まりがあるとちょっと使いにくいかなと思います。柄や形が多少違っても、上から順に取り出して使うことができると良いです。

 

 

食器の選び方OK例、NG例

コツの2、3番目に関することですが、食器の選び方の良い例、悪い例をご紹介します。

コツ3でも触れたとおり、柄や形は違っても使い道が一緒で上から順に取り出して使えるものが良いと思います。

 

我が家で使用頻度が最も高いこの取り皿は、柄は全部違うのですが使い道が一緒なので、上から順に使っています。広がる形なので7枚重ねてもあまり高さが出ず、使いやすい&しまいやすいお気に入りです。

 

逆に、持ち手付きのカップや、飲み口が広がっていないコップなどは重ねにくいので、収納スペースにどうしてもムダが多くなります。

でも、私の場合はデザインが気に入っているので、全部収納しきれている間はこれでOKとしています。

 

背の高い食器(ワイングラスやビールジョッキなど)がある方は、それがキッチンボードのどこに収められるか、あるいは収められないとしたら食器を替えるのか、検討が必要です。

 

我が家は、以前の食器棚から引き出し収納に買い替えたいために、ワイングラスを脚のないものに買い替えました。

(現在はキッチンをリフォームしてワイングラス専用ラックを造作しました)

自宅のインテリアリフォームをしました!

 

 

 

どうしてもシャンパングラスだけは置いておきたかったので、一部棚のあるキッチンボードを選びました。

お酒のグラスやコーヒーカップなどにこだわりのある方は、引き出し収納+棚収納もあった方が良さそうですね。

 

 

コーヒーカップや保存容器の収納方法

コーヒーカップはカップとソーサーをセットにして収納しようとすると、かなりのスペースを要します。

我が家の場合は100均のボックスに入れて、ソーサーは立て、空いたスペースにカップを入れています。

 

保存容器も同様のボックスを使っています。

保存容器に関してはどこに収納するかに関わらずですが、種類が少ない方が省スペースになるので、安いからとあちこちで買わず、形やサイズなどしっかり使いやすいものを厳選することが必要です。

 

 

食品の収納方法について

レトルト食品や缶詰なども引き出し収納するととても取り出しやすいです。

食品の場合は、積み重ねず立てて収納することが重要です!

重ねてしまうと何が入っていたか忘れたり、賞味期限切れになってしまったりする可能性があります。

ブックエンドやボックスなどで適度に仕切ることで、なだれを起こしにくくなります。

また、【手前を賞味期限の近いもの】、購入して収納する前に【油性ペンで賞味期限を書く】と、意識して消費することができ、期限切れを防止することができます。

 

参考になれば幸いです。

 



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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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