≪ブログ≫ ◇間取り相談・収納計画実例

ママ目線・主婦目線のヒアリングで、引越しの不安を取り除きます!!

2019年9月17日

この連休中は、12月にお引っ越しを控えたお客様の、引っ越し前収納計画カウンセリングにお伺いしてきました。

小さなお子さん二人がいらっしゃるご家庭。

「片付けが苦手なんです」とメールで仰っていたお客様。

お家に伺うと、お子さんのおもちゃなどキレイにラベリングされてキレイに住んでいらっしゃるように見ました。

お話をお聞きすると、自分のものがいつも後回しになって出しっぱなしになってしまうんだとか。

今回のサービス利用をきっかけに、「片付け苦手な自分が変わるチャンスになるのでは!?」とお申し込み下さったそうです。

 

ママ目線・主婦目線のヒアリングと収納提案

ご主人のお仕事が忙しく、平日はワンオペ育児状態。

子供はもう一人欲しいし、これからお子さんが大きくなることも考え、家族みんなが片付けやすく、きれいを保てる家に、とのご要望でした。

 

ヒアリングでは、日常の生活をイメージしながら収納計画を立てていきます。

 

・お子さんと公園から帰って来るときは、着替えますか?
→だったら洗面所で全員着替えさせられるように下着の収納を作りましょう。小さな脱衣カゴがあればいいですね。
→上着もここで脱ぐことができた方が、年の近いお子さん3人のお世話がしやすいですね。

 

・お風呂の後、お子さんはすぐ着替えさせますか?
→保湿剤などを毎日塗ることを考えると、パジャマや着替えはリビング収納でいいですね。

 

・キッチンに全てのゴミを置いておく場所がないので、一番キッチンに欲しいゴミ箱は何用ですか?
→燃えるごみとプラゴミだけ場所を確保して、ビン・カン・ペットボトルはここが一番捨てに行きやすいところだと思います。

 

・日常のお買い物は、まとめ買い派ですか?ちょこちょこ買いはですか?
→食料品はここに収納すると、在庫把握しやすいですよ。

 

・お鍋の収納がどうしようか悩むんです…
→確かにちょっと多いかもしれませんね。どんな使い分けですか?たとえば、これとこれは兼用できそうじゃないですか?お鍋の収納はこことここの引き出しを使えば収まると思いますが、重くて大きいお鍋が多いので、1、2個減らせないか考えてみてください。

 

・お子さんのおもちゃ収納がここだと、たぶん片付けてくれないと思います。
現在のおもちゃ収納が、場所も高さもちょうどいいので、新居でも同じ位置・同じ(ような)もので様子を見てください。

 

・この衣類収納は新居のクローゼットには必要なくなりますが、脱衣所に置けばこんな使い方ができそうです。

 

・ここに「可動棚6段」と書いてありますが、6段全て設置すると、カニ歩きになってしまいます。下は十分に空間を開けて、出入りしやすく中まで有効に使えるようにしましょう。

 

 

平面的な間取り図からはイメージしにくい場所のお話や、小さなお子さんのお世話がしやすい・家事がしやすいモノの住所などを細かく決めていきます。

 

引っ越しへの不安を取り除きます

大まかな収納計画が決まると、皆さん「新居の収納のイメージができてきて、引っ越しへの不安がなくなってきました!」と仰ってくださいます。

このお仕事の嬉しいところです^^

最後に、新居には不要なモノまで持ち込まないように、「整理=要・不要を分ける」考え方を知っていただくレジュメをお渡しして、ミニレクチャーをします。

お引っ越しを機に不要なモノを手放せば、荷造り・荷解きも楽になりますからね。

 

あとは2週間以内に、間取り図に収納のイメージ図を書き込んで、必要な収納用品はいくつか候補をお送りして、【収納計画提案書】を納品します。

 

納品した提案書に基づいて、荷造りを進め、新居の収納に荷物を置いていただきます。

 

これを見れば置き場に迷わない!

【新居の取扱説明書(トリセツ)・お守り代わり】になるはずです。

 

しっかり時間をかけて作成させていただきますね!



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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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