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言葉の魔法で大量のおもちゃを減らすことができました

2020年5月21日

「いる?」「いらない?」って聞くと、「いる!」って言われておもちゃが減らない。

よく聞くお話です。

 

先日子供たちにおもちゃの見直しをしてもらったのですが、過去最大量おもちゃを手放すことができたので、そのことを書きたいと思います。

 

我が家には小3と年長の娘がいます。

今年のお正月にニンテンドースイッチを購入したこともあって、おもちゃで遊ぶ時間が減っていました。

出すおもちゃも限られてきているし、コロナの影響で休校・休園で時間はたくさんあるので、そろそろ見直しをさせよう!と思い立ちました。

 

「いるものってどういう物?」「いらないものってどういう物?」具体的にイメージする言葉で

長女は小さい頃から「いる・いらないやってね~」だけでサクサク判断できる子だったので特に工夫もいらないのですが、次女は「これは〇〇だから~いる!」と言って、いつも少ししか減らせません。

今回は母としては、「どうせ遊んでないんだから、思い切って減らしてもらいたい」と思っていたので、ちょっと考えました。

「いるものってどんな物?好きなもの、よく遊んでいるものとかかな?」

「いらないものは?使ってないものでしょ?あとはどんなもの?」

など質問して、「かわいくない」「ボロボロ」「壊れている」などの言葉を娘から引き出しました。

 

「使ってなくても捨てたくないものもある~」と次女が言い出したので、「じゃあ使ってなくても大切なものは『いる』にすればいいよね?」と話し合い、「たいせつ」という言葉をつけ足してみたり。

 

「いる・いらない」以外の、本人たちがピンとくるキーワードを一緒に考えました。

 

仕分けの判断は子供たちに

長女のリードの下、仕分けが始まりました。

私はたまに「それならまた作れるしね」「それ短くてやりにくいって言ってたもんね」など、後押しする言葉をかけることはありますが、
「それいらないんじゃない?」と、私からは言わないようにしています。

 

長女が自分の要らないものは捨てさせようとするので、「二人のうちどちらかが『いる』と言ったら、残すようにしてね」と注意しました。

 

折り紙で作ったもの、アクアビーズで作ったものなどの細かいものも、1つ1つ見直しです。

 

満タンだったハッピーセット専用のカゴが半分以下に!!

これまでの見直しでは1~2個くらいずつしか減らなかったので、すごい快挙です。

ハッピーセットでは当たらなくてわざわざメルカリで買ったキャラクターまで「いらない」にされてしまったのは、少しショックでしたが(笑)

でも「動きがきらいだからいらない」と明確な理由があったので止めてはいけませんね…

 

こんなにたくさんの手放すことができました!!

 

一気に減らそうとしない。慣れること、判断力を付けることが目標

今回は、ゲームへの関心が強くなって、おもちゃでほとんど遊んでないと次女本人が自覚していたこともあり、おもちゃを大量に減らせたのだと思います。

 

また、幼稚園では「年長さんはいちばんお姉さん」「来年からは小学生」と常々言われているのが次女には響いているのか、「赤ちゃんっぽい、幼稚園児っぽい」と感じるものは恥ずかしいと感じるようになっていたので、時期的にちょうどよかったのかもしれません。

 

うちの次女も一年前(年中さんの時)は全然減らせませんでした。

一気に減らそう!と思うとお互いストレスになるので、無理はしないようにしてください。

「自分で仕分けることに慣れて、判断力をつける」のが目標です。

 

 

子どもが集中できる時間は短い

この仕分けが終わった後に知ったのですが、

子どもの集中力は、

・幼児→「年齢+1分」

・小学校低学年→「10~15分」

・中学生→「30分」

そして、大人の集中力も50分(ピークは15分)くらいなんだそうです。

 

確かに途中で「やめたい」ムードが出ていたのに「あとちょっとだから!一気にやっちゃおう!」と無茶させてしまいました(反省)。

 

本人が嫌にならない時間でスタートしてみましょう。

 

 

親の都合で突然始めるのはNG

突然「おもちゃの見直ししよう!」と言われても子供たちは他のことに熱中していたり、「この後~しよう」と考えていたりします。

親の都合で突然始めることはNGです。

 

「明日雨で外遊びできないし、最近ゲームの時間が増えて、使ってないおもちゃが多いから、おもちゃのいる・いらないしよう」

「今度誕生日プレゼント買うから、しまう場所作らなきゃ。お昼ご飯食べたらおもちゃの片付けをしよう」

などと予告しておきましょう。

 

我が家のおもちゃ収納もYouTube動画でご紹介しています。

 

 

 



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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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