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引越し前の収納計画 お客様実例

2019年1月31日

先日、お引越し前の収納計画『新居のトリセツ』をご利用下さったお客様の事例をご紹介したいと思います。
(モニター様としてご協力いただきました。)

【ご家族構成】
夫、妻、長女(年少)、長男(1歳)
奥様は育休中で、春からお仕事復帰、お子様たちは保育園通う予定のご家族です。
この度注文住宅を建てられ、そのお引越し前の収納計画をご依頼くださいました。

お家にご訪問させていただくと、お家はきれいにされていらっしゃって、お引越しの準備も着々と進められているように見られました。

ですが、
「小さい子供がいるので、落ち着いて新居の収納プランを考える時間がなかなか取れない」
「収納はたくさん作ったけど、具体的にどこに何をしまうのか落ち着いて考える余裕がない」
「仕事復帰に向けて、家事効率が良い動線、保育園の支度などがスムーズにできる動線などをしっかり考えたい」
とのことでした。

ヒアリングでは、
・ご家族の出勤、帰宅時間
・洗濯の回数や時間帯、洗い分けや乾燥の仕方、どこで干してどこで畳むのか
・日用品や食料品のお買い物の頻度、方法、一度に購入する量
・お掃除の頻度、方法
・ゴミ捨ての方法
・ご家族が帰宅してからリビングで一息つくまでの家族一人一人のアクション
(コートを脱ぐ、カバンを置く、手を洗う、靴下を脱ぐ、部屋着に着替えるかどうか、etc…)

・保育園に持って行くもの、お支度の手順
などを、現在のお住まいを歩きながらたどっていき、新居でそれらの行動がよりスムーズになるよう、モノの収納場所を考えていきました

また、現在の収納方法を拝見して、もっと使いやすい収納、取り出しやすい収納方法なども、実演したり、インターネット画像をお見せしたりしてご提案することもあります。

 

ご訪問後、納品させていただいた収納計画提案書がこちらです。

主なご提案内容としては、
・お掃除ロボットの購入を検討されていましたが、現在のお掃除の仕方を考えると当面は不要との結論になりました。

・当初土間にコート掛けを用意する予定だったのですが、帰宅動線の確認をしたところ、室内にコート掛けがあった方が良さそうだったので、パントリーとして設けられた収納の1つにハンガーポール(突っ張り棒)を設置し、アウターをかける、お仕事用・保育園バッグなどを置く場所にすることをご提案しました。

・キッチンのスペースを考えると、4種類のゴミ箱を置くことは不可能だったので、キッチンに置くゴミ箱2種類とシューズインクローゼット(SIC)に置くゴミ箱2種類とに分けました。

・SICに置くゴミ箱は、室内からもワンアクションで捨てられるよう、ペダル式ではなく、蓋を手で持ち上げるまたはワンプッシュで蓋が開くタイプの物をお勧めしました。

・掛ける衣類、畳む衣類、それぞれに合った収納場所、収納用品などをご提案しました。

・現在の衣類の量を考えると、ウォークインクローゼットに全てのお洋服を掛けるのは難しいので、衣類の全体量の見直しやオフシーズン衣類の収納場所をご提案しました。

・洗濯物を干す→取り込む→畳むor掛けるをスムーズにするために、洗濯後のお洋服を運ぶカゴを導入することをお勧めし、そのカゴやハンガー類の収納場所をご提案しました。

ドタバタとお引越しの日を迎えてしまうと、このような細かいことを住みながら改善していくことになり、日々の忙しさで大幅な見直しは結構な労力がかかってしまいます。

忙しいお客様に代わって、お引越し後スムーズに快適に新生活を迎えられるよう、お手伝いさせていただきます。

 

詳しいサービス内容は、お引越し前収納計画のページ

お読みいただき、ありがとうございました。



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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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