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【間取り収納相談】造作収納のデメリットと注意点

2021年2月8日

現在注文住宅を計画中の方から、

「間取りはとても気に入っています。
ハウスメーカーの担当者さんからは、十分収納が確保できていますと言われているが、実感が湧きません。
収納棚のサイズなどもこれでいいのか不安があります。」

とご相談をいただき、オンラインで間取り収納相談をさせていただくことになりました。

 

造作の収納が多いデメリットと注意点

確かに住みやすそうな良い間取りだと感じました。

気になったのが、収納が足りるかどうかという不安からか、あちこちに造作の収納が計画されていた点。

 

今回のご相談者様は、ハウスメーカーから、リビング、ダイニング、ご主人の趣味の部屋、階段室、寝室などに造作収納を提案されていましたが

・TVやTVボードのサイズが制限されてしまう

・リビングダイニングにピアノが置けない

・何を入れるかイメージできていない収納がある

・入れようと思っているもの(アルバム)が入らないサイズ

などの問題がありました。

 

TVも安価で大型液晶画面のTVが当たり前になってきているので、次はどんなサイズのTVやTVボードを買うか分からない。

子供がまだ小さいのにリビングにピアノがなかったら、練習を見てあげるために毎日2階に行く時間がとれるのか?

子供が「弾けるようになったよ!聴いて!」と言われた時、家族全員リビングを出て2階に上がるのか?

しまいたい物がないのに収納だけ作っても、「いらないもの置き場」になるだけです。

 

造作収納は、地震の時に収納そのものが転倒する危険性がないというのが最大のメリットだと思いますが、

・作ったら簡単には外せない

・置き家具よりコストがかかる

というデメリットがあります。

そのため、本当にこの場所にこの造作収納が必要か、検討する必要があります。

 

ライフステージ(子供の成長など)の変化に応じて変化する可能性のあるものは造作しすぎず、置き家具で対応した方が良いと考えています。

しまいたい物がちゃんとイメージできて、年月が経ってもそこで使うと分かっているものは、造作で作るのが良いと思います。

子供の学習コーナーとして作るテーブルカウンターなどは、子供が自分の部屋で勉強するようになっても大人がパソコンや読書コーナーとして使うなど、イメージできるなら造作でよいと思いますが、

パソコンは別に場所を作っている(or自宅でパソコンをほとんど開かない)、ちょっとの読書や書き物ならソファやダイニングテーブルで十分という方は、お子さんが子供部屋で勉強するようになるとただの物置になってしまいますので、そういう場合は場所だけ空けておいて、デスクを購入して置く方が良いでしょう。

 

壁面を残しておく

新居では出しっぱなしのものを極力なくしたい!片付ける場所を作っておけばしまうはず!と思って造作収納を作るのだと思いますが、何もない所には、その時その時の必要なものを置くことができるというメリットがあります。

造作収納だけでなく、窓もそうです。

部屋を見渡してみて、掃き出し窓、造作収納、人の通り道…となると、置きたくても置けないのです。

「壁面を残しておく」ことは実はとても重要です。

 

 

その他、以下のようなアドバイスをさせていただきました。

 

セッションのご感想もいただきました。

 

「使う場所の近くにしまう場所があるかどうか」
「この収納にどんなものをしまえば便利か」
「しまいたい物が収納できるサイズかどうか」
「使うシーンをイメージして、使いやすい収納かどうか」
そのようなところを一緒にシミュレーションして、アドバイスをしています。

 

・これから間取りを作ってもらうという段階
・1回目の間取り提案を受けた段階
・大体間取りは形になってきた段階
・間取り最終決定前

どのタイミングでもアドバイスできることがあります。

 

・間取りがすでに決まっている
・建売住宅や分譲マンション
の方は、決まった間取りの中でどのように片付けやすくしていくか、アドバイスさせていただきます。

 

ご提供中のメニューはこちらです。

  • この記事を書いた人

あらいゆきこ

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様の性格やニーズから、お家まるごと改善を提案する「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 新居の収納計画『新居のトリセツ』作成や、新築間取り収納相談なども行っており、相談実績は、200件を超える。

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