「また買ってきた…」「また届いた…」
洗剤、トイレットペーパー、缶詰、レトルト、ペットボトル飲料など。
お片付けサポートに伺うと、
「夫が在庫確認もしないでストック品をどんどん買うので、困っています」
という声をここ数年でちらほら聞くようになりました。
おそらくふるさと納税やコロナ禍の影響で、ネットで日用品ストックやお取り寄せをする人が増えたからだと思います。

ご主人に悪気はないのだと思います。
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安かったから
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腐るものじゃないし、いずれ使うから
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重いものを妻一人で買いに行くのは大変だろうから
など、家族のために「良かれと思って」行動しているのかと。
かといって、頭ごなしに「買わないで!」と言うと喧嘩になったり、奥様の負担が増えるのも困りものですよね。
そこで、「整理収納」で解決できそうな対策をいくつかご紹介します。
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対策①:ストックを一か所に集めて“見える化”する
第一に、買ってきた本人が、どれだけストックがあるか把握していないことが大半です。
まずは家中のストック品を一か所に集めてみましょう。
「同じものがこんなに⁉」「洗剤だけでこんなにあると思わなかった」と、ご主人自身が驚いて行動を改めてくれるかもしれません。

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対策②:期限切れのものを見せて、無駄を実感してもらう
賞味期限・使用期限が大幅に切れてしまったら、捨てるしかないし、それで無駄な出費をしていたらもったいないですよね。
「期限が切れたものを捨てる」前に、どれだけのものが期限切れになってしまっているのか、ご主人に見てもらいましょう。
「ちょっとぐらい切れてても、食べれるじゃん」と言う人もいるかもしれません。
そんなタイプの人には、期限が切れて1年、2年、3年以上…
と分類して見てもらうのが良いと思います。
どれだけお金を無駄にしているか、どれだけの期間「ほったらかし」にしていたがが視覚的に伝わります。

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対策③:在庫管理のしくみを作る
「あるのかないのか分からないし、ないよりはいいかと思って在庫を見ずに買っちゃう」
ということもあるかもしれません。
そういうときは在庫管理のしくみを作りましょう。
例えば、
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ホワイトボード+マグネットなどで在庫の見える化
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メモアプリや家庭内在庫管理アプリを家族で共有
- 「買ってほしいものリスト」を作る
など、簡単に在庫管理ができる仕組みをつくれば“確認せずに買う”を防げます。

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対策④:役割分担を明確にする
対策①や②で、在庫の現状をご主人に知ってもらった上で、
「○○は私が在庫管理するから、あなたは買わなくていいよ」
などと役割をはっきりさせておくと、トラブルが起こりにくくなります。
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対策⑤他の場所を片付ける
家族の買い物行動が気になるという方の多くは、実は家全体が「片付いていない状態」であることも。
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どこもかしこも散らかっている
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自分のスペースも整っていない
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イライラして家族の行動が余計に目につく
そんな状況では、相手の行動を変えるのも一苦労です。
まずは自分のテリトリーを整えることから始めてみましょう。
すると…
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家族が触発されて片付けたくなる、気をつけようと思う
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気持ちに余裕ができ家族の買い物行動に少し寛容に慣れる
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相手自身が「自分の場所が散らかってる」と気づく
“外堀を埋める作戦”と呼んでいますが、これは経験上とても効果的だと思います!
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そもそも「なぜ買ってしまうのか」を聞いてみる
男性は論理的に話せば納得する方も多いので、
「現状は好ましくない状態」「何が困るのか」を明確に伝えることで、行動を改めてくれる可能性が高いです。
しかし、本人も無意識に購入行動をしていて、論理的に説明されても忘れてしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、「なんでこんなに買っちゃうの?」と問い詰めるのではなく、
「こんなにたくさんあるけど、何か心配なことがあるの?」とやわらかく理由を聞いてみましょう。
そして「そうなんだね。」と一旦受け止めてあげてください。
「家族のことを思って」という場合は、「ありがとう」と一言添えてもいいと思います。
「でもね…」で、対策①②などに繋げると聞く耳を持ってくれるかもしれません。
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家族のお片付けに関する「困った行動」はプロと一緒に考えましょう
家族の買い物行動や「捨てられない」問題でお悩みの方へ。
家庭内の在庫や片付けの問題は、家族だけで解決しようとすると、ぶつかってしまうこともあるでしょう。
「なんで分かってくれないの!?」
「もう言っても無駄!」
と諦める前に、整理収納のプロに相談するという選択肢を持ってみてください。
状況をお聞きして、今のご家庭に合った収納方法、在庫管理方法、声かけの仕方をご提案します。
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ご訪問、オンラインどちらでも対応しております。


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