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【おもちゃ収納】4つのコツをお伝えします!

2020年6月20日

「分類が細かすぎるのか、片付けてくれません」

「一度ちゃんとおもちゃを片付けたのですが、その後また増えて追いつきません」

「ちゃんとおもちゃを片付けるようになってほしい」

など、おもちゃ収納についてご質問いただくことが多いです。

 

訪問片付けサポートでお伺いしたお客さま宅を例に、おもちゃ収納のコツをご紹介します!

 

1.大きなおもちゃはざっくり収納

 

ぬいぐるみ、ドレス、戦いグッズなどの大きなおもちゃは、大きなボックスに投げ込み式でざっくり収納がおすすめです。

「この1箱出せばほしいものが全部見つかる!」というくらいの大きなボックスが1つあるといいです。

片付ける時もそこにポイポイ入れるだけでOK。

 

こちらのお客様宅では、「にんぎょう・ドレス」、その他の分類しにくいものは「おおきなおもちゃ」とグループ分けをしました。

我が家は「なんでもボックス」というものがあり、すでに分類されているものに当てはまらないおもちゃは、「なんでもボックスに入れておけばいいよ」と教えています。

 

 

2.1人1個専用ボックス

細々したもので、お友達からもらったもの、兄弟に勝手に触られたくないものなど、ありますよね。

そういうものをカテゴリー分けするのは難しいので、「○○(お子さんのお名前)ボックス」「〇〇のだいじなもの」というボックスを作ってください。

 

 

3.遊んでほしいものはあえて出す

「これほとんど遊んでないんですよね~。どうしようかな。」と現れたおもちゃたち。

好きじゃなくて遊ばないのか、他のおもちゃに埋もれて忘れられてしまったのか…

 

高かったのにほとんど遊ばずに手放すのは、親としては「もったいない」という気持ちになるのもよく分かります。

そんなときは、まず目につくところに出して様子を見てみましょう。

これでも遊ばないなら、「手放す」という決断もしやすいですね。

 

大人のものでも同じです。

「良さそうだと思って買ったけど、結局使っていない、ほとんど使ってない」というものが出てきます。

使わないともったいなくて捨てられないのに、使わない。

持ち主に使ってもらえないモノも気の毒だし、使ってないものに場所をとられることももったいない!

そういうものはあえて目につくところに出して、「実際に使って捨てるか残すか決める」ことをお勧めします。

 

 

4.ラベリングで迷子なし

ちゃんと分類出来たら、ラベリングしましょう!

ここを怠ると、せっかく分類したのにまたごちゃごちゃになってしまいます。

「しーる、すたんぷ」

「おりがみ、はさみ、のり」

「かーどげーむ」

「たべもの」

「しょっき、りょうりどうぐ」

など、開けなくても中身がイメージできるように書くのがポイントです。

 

しっかり書くことで、他のものが紛れ込むのを防ぐ効果もあります。

 

 

幼稚園のお仕度グッズを置いてもよし

お家の間取りにもよりますが、お客様宅の場合、ここはお仕度コーナーにも最適の場所。

小学生になったらカラーボックス1個くらいのスペースが必要ですが、幼稚園の場合はハンカチ・ちり紙・手拭きタオル・カバンを置く場所さえあればお仕度コーナーにできます。

ということで、おもちゃコーナーの一部に幼稚園グッズ置き場も作りました。

 

 

わたし・ぼくの場所がきれいになってる!

子どもは「わたしの場所が変わってる!きれいになっている!」と気づくと、喜んでくれます。

 

「子供が『引っ越したみたい!』と喜んでます」などメッセージをいただくこともあります。

お母さんが頑張って片づけたところで、いそいそと遊んだり片づけたりする姿はなんとも嬉しいものです。

 

おもちゃは遊ぶためにあるもの。

どうせなら遊びやすく!遊んで遊んで遊びまくって、成長に応じて新しいおもちゃと入れ替えましょう。

 

 

遊んでいるもの・遊んでほしいものだけ残す

 

私が子育てしてきて感じるのは、

赤ちゃん~2、3歳くらいまでの時期は、「あるだけ出す」

幼稚園以降は、たくさんあっても「遊ぶのは限られている」

ということです。

大量のおもちゃは必要ないのです。

 

おもちゃを増やしているのは大人です。(工作物とかは別として)

「遊んでいるもの、遊んでほしいもの」だけあれば十分、ということを忘れないでください。

 

年長さん(早い子は年中くらい)から、「これはいる?いらない?」と問いかければ、少しずつ自分で決められるようになってきます。

「うちの子は捨てられない」「何でも”いる”と言う」と思い込まず、少しずつお子さんに「いるいらないを決めさせる」トレーニングをするとよいと思います。

 

 

子どもに要不要を聞くと、全部「いる」と言われてしまう…

 

子どもに「いる」と言われて困ってしまうというお母さんは、こちらの記事も併せて読んでみてください。

 ▷言葉の魔法で大量のおもちゃを手放すことができました

 ▷クリスマス前はおもちゃの見直し時期!声掛けの方法は?

 

 

我が家のおもちゃ収納もYouTube動画でご紹介しています。



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  • この記事を書いた人

新井友紀子

整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリスト。 間取りとお客様のライフスタイルから、ラク家事・ラク片付けにコミットする収納提案をする「間取りから片付く仕組みを作る」メソッドが好評を得ている。 クライアントの自宅へ訪問する「片付けサポート」のほかに、新居の収納プランニングやオンラインでの間取り収納相談なども行っており、サポート・相談実績は400件を超える。

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