新居のトリセツや間取り診断のお客様に、
「分類が細かすぎるのか、片付けてくれません」
「一度ちゃんとおもちゃを片付けたのですが、その後また増えて追いつきません」
「大きくなったら、ちゃんとおもちゃを片付けるようになってほしい」
など、おもちゃ収納についてご質問いただくことが多いです。
訪問片付けサポートでお伺いしたお客さま宅を例に、おもちゃ収納のコツをご紹介します!
まずは引き出しやボックス1つずつ中身を全部出して、遊んでいるもの・遊んでほしいものだけ残してください。
子どもに「いる」と言われて困ってしまうというお母さんは、こちらの記事も併せて読んでくださいね。
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ぬいぐるみ、ドレス、戦いグッズなどの大きなものは、大きなボックスに投げ込み式でざっくり収納がおすすめです。
ぬいぐるみが大好き、お姫様ごっこが大好き、戦いごっこが大好きでたくさん持っていると場合は、これ1箱出せばほしいものが全部見つかる!というくらいの大きなボックスが1つあるといいです。
片付ける時もそこに入れるだけでOK。
お客様宅は「にんぎょう・ドレス」、その他の分類しにくいものは「おおきなおもちゃ」としました。
我が家は「なんでもボックス」と名前を付けていて、すでに分類されているものに当てはまらない時は、「なんでもボックスに入れとけば?」にになります。
細々したもので、お友達からもらったもの、兄弟に勝手に触られたくないものなど、ありますよね。
そういうものをカテゴリー分けするのは難しいので、「○○(お子さんのお名前)ボックス」をぜひ作ってください。
「これほとんど遊んでないんですよね~」と現れたおもちゃたち。
好きじゃなくて遊ばないのか、他のおもちゃに埋もれて忘れられてしまったのか…
高かったのにほとんど遊ばずに手放すのはもったいないですよね。
そんなときは、まず目につくところに出してみましょう。
これでも遊ばないなら、あきらめもつきます。
これ、大人のものでも同じです。
「よさそうだと思って買ったんだけど、まだ/ほとんど使ってない」というものが結構出てきます。
使わないともったいなくて捨てられないのに、使わない。
使ってもらえないモノも気の毒だし、使ってないものに場所をとられることももったいない!
そういうものはあえて目につくところに出して、「実際に使って、捨てるか残すか決めてもらう」のを次回までの宿題にしたりします(笑)
ちゃんと分類出来たら、ラベリングしましょう!
ここを怠ると、せっかく分類したのがまたごちゃごちゃになります。
「しーる、すたんぷ」
「おりがみ、はさみ、のり」
「かーどげーむ」
「たべもの」
「しょっき、おりょうりどうぐ」
など、開けなくても中身がイメージできるように書くのがポイントです。
しっかり書くことで、他のものが紛れ込むのを防ぐ効果もあります。
お家の間取りにもよりますが、お客様宅の場合、ここはお仕度コーナーにも最適の場所。
小学生になったら右半分の棚くらいのスペースが必要ですが、幼稚園の場合はハンカチ・ちり紙・手拭きタオル・カバン・制服くらい置く場所さえあればお仕度コーナーにできます。
ということで、おもちゃコーナーの一部に幼稚園グッズ置き場も作りました。
子どもは「わたしの場所が変わってる!」と気づくと、めっちゃ喜んでくれます!
他のお客様からも「子供が『引っ越したみたい!』と喜んでます」などメッセージをいただくこともあります。
お母さんが頑張って片づけたところで、いそいそと遊んだり片づけたりする姿はなんともかわいらしいですよね。
おもちゃは遊ぶためにあるもの。
どうせなら遊びやすく!遊んで遊んで遊びまくって、成長に応じて新しいおもちゃと入れ替えましょう。
お子さんに自分のものは自分で片付けられるようになってほしい、という方はご相談ください。